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すっかり秋になり、朝晩の冷え込みが厳しくなりましたが、この季節になると、五十肩のような肩の痛みを訴える患者様が急に増える傾向があります。かく言う私も腕立て伏せのやり過ぎで、右肩に痛みがあります。。。

五十肩は肩関節の退行性変化(老化や筋力低下など)がベースにあると言われており、 痛み始めのキッカケを覚えていない方もいますが、大抵 肩関節やその周りの組織が何らかのダメージを受けて炎症を起こし、それが年齢や冷え(血行不良)などの影響でなかなか治らず、時間の経過とともに癒着を起こして、腕が十分上がらなくなります。秋に患者様が増えるのは、睡眠中の肩の冷え(布団から肩が出ているなど)が一因と推察します。

五十肩には鍼灸が有効ですが、早期改善のためには極めて重要なポイントがあります! それは、痛み始めたら躊躇せず、できるだけ早く施術を受けることです!よく腕が上がらなくなってから来院される方がいますが、その場合は相当長い期間の施術が必要となり、かつ関節の可動域が完全に戻らないこともあります。

また、五十肩の予防として肩関節周囲の筋肉を鍛える「床に膝をついて行う腕立て伏せ」をお勧めします。1日ゆっくり10回で良いので、継続して行ってください。私のように普通の腕立て伏せをやり過ぎると、反対に肩を傷めてしまうことがあるので、十分注意してください。

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