漢方薬は、鍼灸と共に東洋医学の両輪を成す重要な治療手段であり、数千年の歴史の中で、人々の治療や養生に貢献してきました。一般的に、漢方薬は体質改善に用いる薬であり、長期間服用しないと効果が現れないと思う方が多いようです。確かにそのような処方も多数ありますが、葛根湯や銀翹散(ギンギョウサン)のように風邪の引き始めだけに服用し、著効が得られる処方や、芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)のようにふくらはぎの痙攣時(こむら返り)に頓服として使うものもあり、実に多彩な処方があります。あまりにも処方が多いため、気になる症状で漢方薬を使いたくても、ドラッグストアでどれを選べば良いか分からない方も多いのではないでしょうか?また、昔の院長のように、現代医学の薬だけで十分であり、漢方薬のような古くて使い方のよく分からない薬は不要と考える方もおられるかもしれませんが、現代医学の薬が苦手な分野(風邪、体質改善、虚弱な体を補って元気にする、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、未病など)を、漢方薬は見事にカバーすることができるのです。
当サロンは、ドラッグストアに置いていない処方や医療用にない処方を含め、多くの漢方処方を常備しており、患者様のご相談内容や東洋医学的な診察の結果に基づいて最適な処方を選択し、購入をお勧めしております。また、漢方薬との併用が望ましい健康食品、健康茶、ハーブティー、オゾン化粧品、精油、お灸なども取り揃えておりますので、院長にご相談の上、購入をご検討いただければ幸いです。いずれの商品も院長が厳選したものばかりですので、自信を持ってお勧めいたします。
当サロンは、調剤室を持たない薬店(店舗販売業)のため、処方箋の受付や煎じ薬の調剤は行っておりませんが、患者様のニーズに合わせ、既製品の漢方エキス剤(顆粒または錠剤)とティーバックタイプの煎じ薬をご用意しております。ティーバックタイプの煎じ薬は、電子レンジで5分で煎じられますので、手軽に揮発成分を含んだ本格的な漢方薬を服用することができます。店内にも「セルフ煎じコーナー」を設けておりますので、カフェでコーヒーを飲む感覚で(価格も似ています)、気軽に漢方薬を飲んでいただきたいと思います。
内臓機能の不調、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、メンタルの不調など
気血水の流れを改善し、心身の不調を改善、気血水の不足を補い弱った身体を元気に
風邪の引き始め、下痢や食欲不振など風邪の後期症状
下痢、便秘、胃の痛み、過敏性腸症候群など胃腸の不調
余分な水分や宿便を排泄し、デトックスする
不妊症、更年期障害、月経トラブル、貧血傾向など婦人科系疾患
ストレスや仕事疲れによるトラブル(不眠・抑うつ傾向・慢性的な疲労など)
子供の様々な病気(皮膚・呼吸器・消化器のトラブルなど)
その他の効果
イライラやしもやけなどの多彩な症状に
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
運動器(筋肉・関節など)や末梢神経の痛みなど
咳や鼻水などの呼吸器のトラブル
皮膚のトラブル
長期に服用し体質改善を促す
漢方販売の流れ
1.問診
- 問診(対面でのご相談)を行います。
- 以下の東洋医学的な診察を行います。
望診:患者様の顔や全身の姿、歩き方などを観察します。
舌診:舌を出していただき、表面と裏面を観察します。
脈診:両手の手首の動脈に触れ、脈の状態を調べます。
腹診(簡易法):立った状態でお腹やおへその視診を行います。また、お腹と背中に同時に触れて、腹筋の厚さや張り具合(腹力)を調べます。
※腹診は患者様の同意が得られた場合に、カーテンを下して短時間で行います。根本的な体質、胃腸の状態、メンタルの状態、婦人科系の問題などを診ます。
2.効能などのご説明
漢方薬の処方を選択し、効能や服用方法、副作用の可能性等をご説明した上で、ご購入の意思を伺います。
必要に応じて、併用した方が良いと思われる健康食品、健康茶、ハーブティー、精油、お灸などをお勧めします。鍼灸などの施術をお勧めする場合もございます。
3.お会計
※漢方薬以外の商品のみをご購入いただくことや、散歩や買い物のついでにセルフ煎じコーナーで本格漢方をお飲みいただくこともできますので、気軽にご来店下さい。
漢方薬店 販売時間
- サロン営業日の13:00~16:00(予約なしでご来店いただけます)
- その他、主に鍼灸・整体・エステの施術を受けていただいた方への販売を目的として、短時間の販売時間を設けております。
やすらぎサロン
店舗情報
〒250-0866 小田原市中曽根52-2
0465-43-6625
小田急小田原線「富水」駅より徒歩約7分
駐車場2台あり
営業時間
定休日:毎週月・火曜日
水~金・土・日:10:00 – 19:30